目次

アガタンゲロス『アルメニア人の歴史』— 公開ページ試作(§1 S007)

原文

1զի 2թէպէտ 3եւ 4տեսանիցեն 5զբռնութիւն 6սաստկութեան 7հողմակոծեալ 8ալեացն 9տատանելոց, 10որ 11յերփն 12երփն 13զերանգսն 14շրջշրջեն 15ըստ 16սաստկութեան 17ծփանացն, 18դիզադէզ 19յեղեղուկ 20փրփրացեալ 21զմիմեանց 22կարգեալ 23զկնի 24տողիցին, 25եւ 26յափնածիր 27յաւազադիր 28սահմանս 29բարձրացելոցն 30ընդդէմ՝ 31հասեալ 32ի 33ցամաքակէտն 34ծիծաղեսցին։

番号は下の「逐語分析」「構造図」の番号と対応する。

試訳

「というのも、たとえ彼らが、風に打たれ揺れ動く波々の猛烈な力を目の当たりにしても――その波々は、うねりの激しさに応じて色合いをさまざまに変え、幾重にも盛り上がって移ろい泡立ち、一つまた一つと順序立って列をなし、岸辺の砂地の境へ向かって高く立ち上がる――、それでも彼らは岸にたどり着くと、笑うのである。」

採用分析。 外枠は 1 զի が前文 S006 から生じる説明要求を受け、2–4 թէպէտ եւ տեսանիցեն が譲歩節「たとえ彼らが見ても」を作り、31–34 հասեալ ի ցամաքակէտն ծիծաղեսցին が「岸へ達すると、彼らは笑う」という主節をなす。5–30 はその間に展開される「波の猛威」の長い描写で、10 որ は 8 ալեացն「波々」を受ける関係詞とする。

9 տատանելոց は形だけなら未来分詞 տատանելոց と、過去分詞 տատանեալ の斜格複数形が衝突する。S001 նաւելոցն と同型の問題である。ただし本箇所では 8 ալեացն が GEN.PL.DEF であり、9 տատանելոց はそれと格・数をそろえた後置分詞として、[ալեացն տատանելոց]「揺れ動く波々の」という属格名詞句を作るとみるのが自然である。CALFA / NBHL が引くヤコブ1:6の հողմակոծեալ եւ տատանեալ ալեաց ծովու という近い結合もこの分析を補強する。したがって未来分詞分析は表面同形の別候補として注記に残すが、採用しない。

ローマナイズ

逐語分析

構造図 — 譲歩節の内部に長い「波」描写を挟む文

本文読解 — 危険を知りながら航海し、岸で笑う

文法解説 — 譲歩構文、-ոց 衝突、斜格過去分詞

慣用表現・定型的結合

読解ノート — クローズ済み(2026-09-20)

採用分析

クローズ記録

参考文献一覧