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grabar:annotated_close_reading:agathangelos_history:pilot:sec010:s002

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grabar:annotated_close_reading:agathangelos_history:pilot:sec010:s002 [2026/09/25] – Close §10 S002 after residual, full-domain, translation, and structure-fold audits mcpusergrabar:annotated_close_reading:agathangelos_history:pilot:sec010:s002 [2026/09/25] (現在) – Clarify šinutʿiwn process/result-state semantics and relation between source-near and reader-facing translations mcpuser
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 **「世界の安寧と繁栄は、彼らの執り成しによって神から与えられている。」** **「世界の安寧と繁栄は、彼らの執り成しによって神から与えられている。」**
 +
 +**訳語注記 — ''շինութիւն'':**  
 +source-near の「建て上げ」と reader-facing の「安寧と繁栄」は、別々の内容を訳しているのではない。''շինութիւն'' には、(a)「建て上げること」という作用・過程と、(b)「よく建て上げられた結果として保たれている良好な状態」という結果状態の両面がある。本箇所では、後続 S006 の ''զշինութիւն աշխարհի կանգուն, անվթար, անշարժ''「世界の ''շինութիւն'' を立ったまま、損なわれず、揺るがず保つ」という再出も踏まえると、**結果状態――秩序・安定・安寧・繁栄――の側が特に前景化している**と読む。source-near の「建て上げ」は原語の建築的メタファーを残すための訳語であり、reader-facing の「安寧と繁栄」はその結果状態を日本語で明示したもの。
  
 ++++ ローマナイズ | ++++ ローマナイズ |
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 source-near は語根との対応を保ち「世界の建て上げ」、reader-facing は「世界の安寧と繁栄」とする。 source-near は語根との対応を保ち「世界の建て上げ」、reader-facing は「世界の安寧と繁栄」とする。
 +
 +ここで両者は別内容ではない。前者は ''շինութիւն'' の **process / building-up** の像を残し、後者はその **result-state / well-built condition** を明示する。S002–S006 の局所文脈では、とくに後者――世界が秩序正しく、安定し、損なわれず保たれている状態――が前景化する。
  
 **REVIEW.002 — RESOLVED** **REVIEW.002 — RESOLVED**
行 577: 行 582:
  
 **STATUS: CLOSED.** **STATUS: CLOSED.**
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grabar/annotated_close_reading/agathangelos_history/pilot/sec010/s002.txt · 最終更新: by mcpuser

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