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アガタンゲロス『アルメニア人の歴史』 §14 第二文

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原文

1Զոր 2առեալ 3թագաւորին՝ 4զամենեսեան 5աստուածակարգ 6լծոյն 7հնազանդեցուցանէր. 8մանաւանդ 9թէ 10ոչ 11նա, 12այլ 13կամք 14մեծազաւրին 15Քրիստոսի։

試訳

「その教えを王が受け入れると、彼はすべての者を、神によって定められた軛のもとに従わせていった。――いや、より正確には、〔そうしたのは〕彼ではなく、力あるキリストの御意志であった。」

ローマナイズ

逐語分析

構造図 — 王の行為とキリストの御意志

本文読解 — 可視的な王の行為と、その究極的原因 ===== 第二文は、第一文の「光明なる教え」を ''Զոր''「それを」で受ける。したがって新しい話題を始めるのではなく、その教えが王に受容され、社会全体へ及ぼした作用を述べる続きである。 第一段階では、王が教えを受け入れ、すべての者を「神によって定められた軛」のもとへ従わせた、と歴史的な行為主体を王として描く。 しかし作者はただちに ''մանաւանդ թէ''「いや、より正確には」で言い直す。王が目に見える実行主体であることを取り消すのではなく、その働きの究極的な原因を「力あるキリストの御意志」へ帰属させ直すのである。 <code> 歴史上の直接的な実行主体 = 王 究極的な原因 = キリストの御意志 </code> この二層は後世の解釈ではなく、本文自身の ''ոչ նա, այլ կամք ... Քրիստոսի''「彼ではなく、キリストの御意志」という訂正によって明示される。 ++++ ++++ 文法解説

参考文献一覧

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